下手野村(読み)しもてのむら

日本歴史地名大系 「下手野村」の解説

下手野村
しもてのむら

[現在地名]姫路市下手野一―六丁目・東夢前台ひがしゆめさきだい二―三丁目

飾西しきさい郡に所属。夢前川菅生すごう川が合流する東岸に位置し、北東は上手野村。東の西今宿にしいまじゆく村からの山陽道は当村で美作道を分岐し、ともに夢前川を渡河する。陸上交通の要衝であるとともに、夢前川の船着場でもあった。慶長国絵図に「下手野」とみえる。江戸時代を通して姫路藩領。正保郷帳では田方三一〇石余・畠方三二石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む