下掛宝生流(読み)シモガカリホウショウリュウ

デジタル大辞泉 「下掛宝生流」の意味・読み・例文・類語

しもがかり‐ほうしょうりゅう〔‐ホウシヤウリウ〕【下掛宝生流】

能のワキ方流派の一。徳川家光の命で、下掛かり金春こんぱる付きワキ方春藤流の春藤権七祐玄が、宝生座付きとなって立てた流儀。下宝生脇宝生

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

精選版 日本国語大辞典 「下掛宝生流」の意味・読み・例文・類語

しもがかり‐ほうしょうりゅう‥ホウシャウリウ【下掛宝生流】

  1. 〘 名詞 〙 能のワキ方三流(もと五流)の一つ。江戸中期、下掛の金春座付ワキ方春藤流から別れて、宝生座付となった一流をいう。上掛のシテ方宝生流と区別するために用いられる呼称。下宝生。脇宝生。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

イチロー

[1973~ ]プロ野球選手。愛知の生まれ。本名、鈴木一朗。平成3年(1991)オリックスに入団。平成6年(1994)、当時のプロ野球新記録となる1シーズン210安打を放ち首位打者となる。平成13年(...

イチローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android