下掛宝生流(読み)シモガカリホウショウリュウ

デジタル大辞泉 「下掛宝生流」の意味・読み・例文・類語

しもがかり‐ほうしょうりゅう〔‐ホウシヤウリウ〕【下掛宝生流】

能のワキ方流派の一。徳川家光の命で、下掛かり金春こんぱる付きワキ方春藤流の春藤権七祐玄が、宝生座付きとなって立てた流儀。下宝生脇宝生

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精選版 日本国語大辞典 「下掛宝生流」の意味・読み・例文・類語

しもがかり‐ほうしょうりゅう‥ホウシャウリウ【下掛宝生流】

  1. 〘 名詞 〙 能のワキ方三流(もと五流)の一つ。江戸中期、下掛の金春座付ワキ方春藤流から別れて、宝生座付となった一流をいう。上掛のシテ方宝生流と区別するために用いられる呼称。下宝生。脇宝生。

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