下柱田村
しもはしらだむら
[現在地名]岩瀬村柱田
上柱田村の東、滑川南岸の丘陵に立地。須賀川から会津への道が通る。畑田村境の跡見塚古墳群一帯は近世は畑田村との境壇として利用、また秣場として入会相論地でもあった(安政二年「秣場出入返答書」福島県史)。もと上柱田村と一村であったが近世初期に分離。白河藩より引渡し長沼領村高(同書)に下柱田村とみえ、高一千四六石余。寛文一三年(一六七三)の検地では高一千九九石余(同書)。
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
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