下民(読み)カミン

デジタル大辞泉 「下民」の意味・読み・例文・類語

か‐みん【下民】

下界の民の意から》人民。げみん。

げ‐みん【下民】

しもじもの者。かみん。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「下民」の意味・読み・例文・類語

か‐みん【下民】

〘名〙 たみ。人民。しもじもの者。げみん。庶民
左経記‐万寿二年(1025)五月一六日「奉大相国禅閤関白左大臣、至下民」 〔書経‐湯誥〕

げ‐みん【下民】

〘名〙 しもざまのもの。下層の人々。かみん。
落語松山鏡(1896)〈二代目三遊亭円橘〉「正助其方は下民(ゲミン)に似合はず、能く親を大切に致すの、褒め置くぞ」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「下民」の読み・字形・画数・意味

【下民】かみん

世の人。

字通「下」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android