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松山鏡 マツヤマカガミ

4件 の用語解説(松山鏡の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

まつやまかがみ【松山鏡】

謡曲。五番目物観世金剛喜多流。鏡に映る自分を亡母の面影と思って慕う少女の功力(くりき)により、母は生前の罪科が許されて成仏する。

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デジタル大辞泉プラスの解説

松山鏡

古典落語の演目のひとつ。「鏡のない国」「鏡のない村」とも。上方では「羽生村の鏡」として演じる。八代目桂文楽が得意とした。オチは間抜オチ。主な登場人物は、尼、夫婦者。

出典|小学館
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大辞林 第三版の解説

まつやまかがみ【松山鏡】

能の一。五番目物。早く母を失った娘が、その形見の鏡に映る自分の姿を母だと思って懐かしんでいると、やがて母の霊が現れ、娘の孝養の功力くりきによって成仏する。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

松山鏡
まつやまかがみ

落語。原話は仏典の『百喩経(ひゃくゆきょう)』にあり、中国明(みん)末の笑話集『笑府』に入り、日本で民話になった。能『松山鏡』、狂言『鏡男』も成立し、類話が各地に残るが、その落語化である。越後(えちご)の松山村の正助は、親孝行で領主に褒められ、望みの品を問われたので、亡父に会いたいと答えた。そのころ村に鏡がなかったので領主は鏡を与えた。正助は鏡に写る自分を父と思って、ひそかに日夜拝んでいた。女房が不審がり、夫の留守に鏡を見ると女の顔が写るので、けんかになった。比丘尼(びくに)が仲裁に入り鏡をのぞき「二人とも心配しなさるな。中の女は、きまりが悪いといって坊主になった」。8代目桂文楽(かつらぶんらく)が得意とした。[関山和夫]

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