下田邑村(読み)しもたのむらむら

日本歴史地名大系 「下田邑村」の解説

下田邑村
しもたのむらむら

[現在地名]津山市下田邑

上田邑村の南に位置し、中央平地部を南北に田邑村川が流れる。西北条さいほくじよう郡に属する。元禄一一年(一六九八)以後も津山藩領。正保郷帳では田方四四六石余・畑方七六石余、元禄一〇年の美作国郡村高辻帳では九八〇石余、うち三八三石余が改高、七四石余が開高。天保九年(一八三八)の津山領郷村帳では一千一三石余。川西かわにし分・川東分・町作分に分れ、文政元年(一八一八)の津山領郷村帳によると川西分四八〇石余・川東分四八四石余・町作分一五石余。「作陽誌」では六四戸・四二八人、天保九年の津山藩領郡村記録では川西分五一戸・二二六人、川東分三八戸・一三九人。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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