下聞(読み)カブン

精選版 日本国語大辞典 「下聞」の意味・読み・例文・類語

した‐ぎき【下聞】

  1. 〘 名詞 〙 あらかじめ聞いておくこと。
    1. [初出の実例]「朋友(ともだち)先生令嬢を娶りたいに就いて下聴(シタギキ)に来たものを、聞かせない、と云ふも依怙地なり」(出典婦系図(1907)〈泉鏡花〉前)

か‐ぶん【下聞】

  1. 〘 名詞 〙 目下の者にものをたずねること。下問。〔日葡辞書(1603‐04)〕
    1. [初出の実例]「大家作家なりしかど聊も下問(カブン)を恥る事なき生質(むまれつき)なり」(出典:授業編(1783)九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む