日本歴史地名大系 「下菜ノ川村」の解説 下菜ノ川村しもなのかわむら 高知県:吾川郡吾川村下菜ノ川村[現在地名]吾川村下名野川(しもなのかわ)・二(に)ノ滝(たき)・中(なか)北川(きたがわ)村の西南、中津(なかつ)川の中流域に位置する。村名は寛文七年(一六六七)の土佐国七郡郷村石付(南路志翼)に「下名ノ川」、「土佐州郡志」には「下名野川」、享和三年(一八〇三)の仮名付帳には「下菜川」ともされる。天正一八年(一五九〇)の菜川地検帳に下菜川として九四筆が記されるが、すでにそのなかに二ノ滝・中村・マツキなどの地名がみえる。屋敷は二六筆あり、一筆で五反二八代五歩の広さをもつ源衛門居のカミ屋敷や、二反二六代三歩の式部居のヲカタ屋敷がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by