下遠田村(読み)しもとおだむら

日本歴史地名大系 「下遠田村」の解説

下遠田村
しもとおだむら

[現在地名]塩川町遠田とおだ

上遠田村の南、日橋につぱし川の北岸に位置し、塩川組に属した。村の東・南・西を日橋川が湾曲しながら西に流れ、対岸は河沼郡北田きただ村・堂畑どうばたけ(現湯川村)。古くは上遠田村と一村で遠田村と称していたが、寛永一九年(一六四二)二村に分立した。本村の西に端村新屋敷しんやしきがある。日橋川を渡る当地の渡船場若松城下と耶麻郡慶徳組の村々とを結ぶ道筋にあたった(新編会津風土記)。寛文六年(一六六六)の「会津風土記」に村名が載る。貞享二年(一六八五)には山手役として計二七〇文を中屋敷なかやしき田中たなかの両村へ支払っている(塩川組地下内定作法改帳)。文化一五年(一八一八)の村日記では高七一八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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