デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「下郷伝芳」の解説 下郷伝芳 しもさと-でんぽう 1762-1819 江戸時代中期-後期の俳人。宝暦12年生まれ。尾張(おわり)(愛知県)鳴海の人。下郷学海の養子。一族の金剛家からはいり,酒造業の千代倉をつぐ。学海の遺志をついで伊藤信徳編「七百五十韻」,松尾芭蕉(ばしょう)編「俳諧次韻」を復刻。一族の春の句を「常棣(にわのうめ)」にあつめた。文政2年7月2日死去。58歳。名は景雄。通称は勘右衛門。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例