デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「下郷学海」の解説 下郷学海 しもさと-がっかい 1742-1790 江戸時代中期の俳人。寛保(かんぽう)2年生まれ。尾張(おわり)(愛知県)鳴海の人。下郷亀世(きせい)の4男。下郷常和の養子となり,酒造業の千代倉をつぐ。俳諧(はいかい)を横井也有(やゆう)に,儒学を宮崎筠圃(いんぽ)にまなぶ。建部綾足(たけべ-あやたり)や池大雅(いけの-たいが)らとまじわった。寛政2年8月2日死去。49歳。名は寛。字(あざな)は君栗。別号に莓苔園,楽山。著作に「詞草小苑」「伊良虞(いらこ)紀行」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例