不動ガ岩屋洞穴遺跡(読み)ふどうがいわやどうけついせき

日本歴史地名大系 「不動ガ岩屋洞穴遺跡」の解説

不動ガ岩屋洞穴遺跡
ふどうがいわやどうけついせき

[現在地名]佐川町西山

柳瀬やなぜ(尾川川)の上流部支流の西山にしやま川沿いの地は、石灰岩を露出させた標高二〇〇―三〇〇メートルの山に囲まれた幅一〇〇メートルほどの小さな谷となり、階段状に水田が営まれている。谷の東側の標高二五〇メートルほどのひじり岳の中腹に大きな石灰岩の露出した部分があり、その基部にほぼ南向きに開口した洞穴があって洞内に遺跡がある。洞穴には古くから不動明王が祀られているため、不動ガ岩屋とよばれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む