不開の間(読み)あかずのま

精選版 日本国語大辞典 「不開の間」の意味・読み・例文・類語

あかず【不開】 の 間(ま)

  1. あけず(不開)の間
    1. [初出の実例]「先住の室が自ら其身を封じたる一室は、不開室(アカズノマ)と称へて、開くことを許さず、はた覗くことをも禁じたりけり」(出典:妖怪年代記(1895)〈泉鏡花〉一)

あけず【不開】 の 間(ま)

  1. 禁忌などの理由で、ふだんはあけることを許さない部屋。また、特別の場合のほか使用を禁じている部屋。あかずの間。
    1. [初出の実例]「開(ア)けずの間(マ)として久しく釘付にされた」(出典:江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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