デジタル大辞泉 「擦れる」の意味・読み・例文・類語 す・れる【擦れる/▽摩れる/▽磨れる】 [動ラ下一][文]す・る[ラ下二]1 物と物とが触れ合って動く。こすれる。「木の葉が―・れる」2 物と物とが強く触れ合ったり、絶えず接触した状態で動いたりして、痛んだり減ったりする。「靴の底が―・れてきた」「袖口が―・れる」「表紙が―・れて破れる」3 いろいろの経験をして、純粋な気持ちがなくなる。世間ずれがする。「都会の波にもまれて―・れる」[類語]世間擦れ・悪知恵 こす・れる【▽擦れる】 [動ラ下一]物と物とがすれ合う。強くすれる。「かかとが―・れて痛む」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「擦れる」の意味・読み・例文・類語 こす・れる【擦】 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙 物と物とがすれ合う。こすられる。すれる。[初出の実例]「穿物(はきもの)の三和土(たたき)にこすれる雑音などが」(出典:大阪の宿(1925‐26)〈水上滝太郎〉一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例