丘珠空港(読み)オカダマクウコウ

デジタル大辞泉 「丘珠空港」の意味・読み・例文・類語

おかだま‐くうこう〔をかだまクウカウ〕【丘珠空港】

札幌飛行場通称

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本歴史地名大系 「丘珠空港」の解説

丘珠空港
おかだまくうこう

東区の中央北部にある地方空港。管理者は防衛庁で、正式名称は札幌飛行場。昭和三六年(一九六一)共用飛行場に指定された。昭和一七年陸軍の軍用飛行場として札幌村元村もとむら地区北部・丘珠・烈々布れつれつぷから篠路しのろ村にかかる約二六〇町歩の民間農地(玉葱畑)の用地買収を開始、用地対象農家は六八戸、うち四三戸が立退いている。札幌公区ごとに市民の勤労動員を割当て、請負業者は朝鮮からの強制連行労働者や日本人のタコ部屋労働者などを使い、また札幌刑務所の服役者も出役して突貫工事が行われ、一年後には一二〇〇メートルの滑走路が完成。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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