丙丁(読み)へいてい

精選版 日本国語大辞典 「丙丁」の意味・読み・例文・類語

へい‐てい【丙丁】

〘名〙
十干の丙と丁。ひのえとひのと。〔礼記月令
五行の第二、火(か)のこと。転じて、火の異称。また、火事火災
史記抄(1477)七「木火土金水の五行が等分なれぞ。〈略〉南方丙丁火で夏為火」 〔淮南子‐天文訓〕

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普及版 字通 「丙丁」の読み・字形・画数・意味

【丙丁】へいてい

五行の火。ひのえと、ひのと。火事。清・周在浚〔読画録跋〕庚戌の春、先大夫(周亮工に盡(ことごと)く生作の書を焚(や)く。~讀畫の一に至りては、則ち先大夫の未だ之れを丁に付せず、然(きぜん)として獨り存するなり。

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