両隣(読み)リョウドナリ

精選版 日本国語大辞典 「両隣」の意味・読み・例文・類語

りょう‐どなりリャウ‥【両隣】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 右と左の両方の隣家
    1. [初出の実例]「聞よりはやくかけ出、かのものが宿を、両どなりへ理り、めいわくさせんなとぎしめくを、人々やうやうにとどめ給ふを」(出典:仮名草子・是楽物語(1655‐58)下)
  3. ある場所や物・人を中心としてその左右の場所や物・人をいう。
    1. [初出の実例]「あなたからこなたをたすけ給はれば尺迦彌陀は我両隣哉」(出典:狂歌・後撰夷曲集(1672)一〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「両隣」の読み・字形・画数・意味

【両隣】りようりん

両どなり。

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