中ノ口村(読み)なかのくちむら

日本歴史地名大系 「中ノ口村」の解説

中ノ口村
なかのくちむら

[現在地名]宇奈月町中ノ口、入善にゆうぜんはか

黒部川扇状地の扇頂部右岸にあり、北は愛本新あいもとしん村、東は明日あけび村、西には垣内の墓ノ木がある。村の中を北陸街道の上街道が通り、黒部川には愛本橋が架かる。集落は段丘上に、耕地は段丘下にある。近世初めまで黒部川の主流部の一流はここから右岸の段丘下を流れていた。その流れは締切られたが、増水すると旧河道にしばしば洪水となって押寄せた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 はか 入善

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む