デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中井董堂」の解説 中井董堂 なかい-とうどう 1758-1821 江戸時代後期の書家,狂歌師,戯作(げさく)者。宝暦8年生まれ。書は明(みん)(中国)の董其昌(とう-きしょう)に傾倒。大田南畝(なんぽ)門下として狂詩集「本丁文酔(ほんちょうもんずい)」をあらわす。狂歌は大屋裏住(おおやの-うらずみ)門下で本町連に属した。洒落(しゃれ)本「狂訓彙軌本紀(いきほんぎ)」がある。文政4年7月26日死去。64歳。江戸出身。名は敬義(たかよし)。狂号は腹唐秋人(はらからの-あきんど)。戯作名は島田金谷(かなや)。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例