中和点(読み)チュウワテン

デジタル大辞泉 「中和点」の意味・読み・例文・類語

ちゅうわ‐てん【中和点】

酸とアルカリとが当量ずつ反応し終えた段階中和当量点

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「中和点」の意味・読み・例文・類語

ちゅうわ‐てん【中和点】

〘名〙
中和滴定で、酸と塩基をちょうど当量だけ加えた点。指示薬ペーハーメーターなどを用いて検知する。
華氏温度で、五五度(摂氏約一二・八度)のこと。
※具氏博物学(1876‐77)〈須川賢久訳〉一「符号中の三十二度を氷点と名づく〈略〉又五十五度を中和点と名づけ、七十六度を夏熱点と名づく」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

化学辞典 第2版 「中和点」の解説

中和点
チュウワテン
point of neutralization

酸塩基滴定当量点酸塩基性質によって種々のpH値をとる.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android