ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「中国仏教」の意味・わかりやすい解説
中国仏教
ちゅうごくぶっきょう
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…そして,このことは《仏説無量寿経》の場合ほど極端ではないにしても,この時期の漢訳仏典に訳語として用いられている〈道教〉の言葉(概念),たとえば姚秦(後秦)の竺仏念訳《菩薩瑶珞(ようらく)経》の〈心意に因らずして道教を発するを得たり〉,同じく僧肇(そうじよう)の《注維摩詰(ゆいまきつ)経》の〈光を塵俗に和らげ,因りて道教を通ず〉などに関しても同じように指摘することができる。 漢訳仏典ないしは中国仏教が,みずからの宗教をよぶ言葉として用いている〈道教〉の語は,インド仏教の中国的土着化もしくは体質改善の努力と成果とを典型的に象徴しているとともに,中国古来の伝統的な宗教思想信仰に対して,抵抗なく仏教のすべてを受容しうる素地を整備する地ならし機の役割をも果たしてきている。六朝後半期における最高の道教教理学者である陶弘景が,最もすぐれた宗教哲学書として《荘子》内編などとともに漢訳《妙法蓮華経》を挙げ(《真誥叙録》),それよりも半世紀後に北朝(北周)で成立した現存最古の道教教理百科全書《無上秘要》100巻(原欠32巻)に収載する多数の道教経典のうち,経文中にたとえば〈三界〉〈三世〉〈三業〉〈宿命〉〈輪廻〉〈浄土〉〈解脱〉などの仏教漢語をまったく使用していないものは,ほとんど皆無であるといってもよい状況を呈し,ついには《業報因縁経》《本行因縁経》《金光明経》《三元無量寿経》《太上中道妙法蓮華経》などのごとき,経典の名称からして仏教経典と識別困難な多数の道教経典を造出するまでにたちいたるのも,中国仏教が聖人(仏陀)の〈道の教〉として理解され,〈道教〉ともよばれていたことの必然的な帰結であったと見てよい。…
※「中国仏教」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...
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