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中山富三郎(初代) なかやま とみさぶろう

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

中山富三郎(初代) なかやま-とみさぶろう

1760-1819 江戸時代中期-後期の歌舞伎役者。
宝暦10年生まれ。はじめ初代中山文七の,のち4代松本幸四郎の門下となる。大坂で活躍,安永9年江戸へいき寛政2年立(たて)女方となる。傾城(けいせい)と世話女房役を得意とした。文政2年9月10日死去。60歳。前名は中山松兵衛。俳名は錦車。屋号は近江(おうみ)屋。あだ名はぐにゃ富。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

中山富三郎(初代)

没年:文政2.9.10(1819.10.28)
生年:宝暦10(1760)
江戸中・後期の歌舞伎役者。俳名錦車,屋号近江屋。江戸の敵役役者初代市川幾蔵の子。上方で初代中山文七の門人として活動を始める。安永9(1780)年父と共に江戸へ下り,その後は江戸の若女形として出世していった。文化4(1807)年には久々に上方へ上り,以後は東西で人気を博した。このころ4代目松本幸四郎の門人となっている。愛嬌があって世話物を得意とし,その身のこなしから「ぐにゃ富」という愛称で呼ばれた。一時期実子が2代目富三郎を継いでいたが,その後3代目市川寿美蔵と改名した。

(池山晃)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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