中島哀浪(読み)ナカジマ アイロウ

20世紀日本人名事典 「中島哀浪」の解説

中島 哀浪
ナカジマ アイロウ

明治〜昭和期の歌人



生年
明治16(1883)年7月30日

没年
昭和41(1966)年10月29日

出生地
佐賀県佐賀郡久保泉村(現・佐賀市)

本名
中島 秀連(ナカジマ ヒデツラ)

学歴〔年〕
早稲田大学中退

主な受賞名〔年〕
西日本文化賞〔昭和27年〕

経歴
清和高女、福岡女専、龍谷高校などの教員歴任。中学時代から「明星」などに歌を発表。大正2年「詩歌」に参加し、11年「ひのくに」を創刊主宰歌集に「勝鳥」「背振」「早春」「堤防」「雪の言葉」などがあるほか、「中島哀浪全集」(全2巻)「中島哀浪全歌集」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中島哀浪」の解説

中島哀浪 なかじま-あいろう

1883-1966 明治-昭和時代の歌人。
明治16年7月30日生まれ。大正2年前田夕暮(ゆうぐれ)の「詩歌」同人となる。12年から「ひのくに」を主宰し,人生生活をわかりやすくうたった。昭和41年10月29日死去。83歳。佐賀県出身。早大中退。本名は秀連。歌集に「勝鳥」「背振」「雪の言葉」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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