デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中島撫山」の解説 中島撫山 なかじま-ぶざん 1829-1911 幕末-明治時代の儒者。文政12年4月2日生まれ。中島敦の祖父。亀田綾瀬(りょうらい)・鶯谷(おうこく)父子にまなぶ。明治2年武蔵(むさし)久喜(埼玉県)に漢学塾幸魂(さきたま)教舎をひらいた。明治44年6月24日死去。83歳。江戸出身。本名は慶。通称は慶太郎。別号に佐知麻呂。著作に「性説疏義(そぎ)」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の中島撫山の言及 【中島敦】より …東大国文科卒。祖父は漢学者中島撫山,伯父にも漢学者が多く,父は中学の漢文教師。1933年横浜高等女学校の教師となり,かたわら作家を志して習作にはげんだ。… ※「中島撫山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by