中川新田(読み)なかがわしんでん

日本歴史地名大系 「中川新田」の解説

中川新田
なかがわしんでん

[現在地名]加治川村中川

南東は相馬そうま新田、北西俵橋たわらばし新田に接し、村内を落堀おちぼり(現見通川)が流れる。享保二〇年(一七三五)初検地の紫雲寺しうんじ潟新田の一村で、後願人新発田しばた町作兵衛の請地。元文元年(一七三六)検地帳(「郷土史概論」所収)によれば、高九八石四斗余・反別一一町一反余、ほかに除地として秣場三反余などがあり、総反別は一一町五反余。


中川新田
なかがわしんでん

[現在地名]六日町中川新田

中川村の南、現塩沢しおざわ町境の金城きんじよう山北麓にあり、東は京岡きようおか新田。中川村の枝村。慶安年中(一六四八―五二)野中のなか村の農民総左衛門の開発と伝える(新編会津風土記)金城山へ至る途中に大倉おおくら集落がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android