中後迫遺跡(読み)なかうしろざこいせき

日本歴史地名大系 「中後迫遺跡」の解説

中後迫遺跡
なかうしろざこいせき

[現在地名]大津町古城・矢護川

古城ふるじよう矢護川やごがわ一帯に広がる縄文早期の遺跡。県下では最大規模を有する。九州電力の新熊本開閉所新設に伴う踏査により発見され、昭和五三年(一九七八)調査が実施された。二四基の集石遺構をはじめ炉穴跡・土壙など各遺構が検出された。遺構に伴って多量の押型文土器片・石鏃礫石・磨石・石皿など豊富な遺物出土をみた。土器は押型文土器以外に塞ノ神・曾畑・轟・北久根山の各型式がみられた。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 組合せ 前期

一度利用した製品を捨てずにそのまま再使用すること。ごみの削減に重要だとされる「3R」の一つで、衣類・服飾品や家電などさまざまな品目が取り扱われている。リユース商品の専門店やイベント、フリーマーケット...

リユースの用語解説を読む