デジタル大辞泉 「礫石」の意味・読み・例文・類語 れき‐せき【×礫石】 小石。つぶて。[類語]石・石ころ・石くれ・小石・礫れき・石礫せきれき・石塊せっかい・転石てんせき・砂利じゃり・砕石・ごろた石・つぶて・玉石・割り栗石・さざれ石・火打ち石 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「礫石」の意味・読み・例文・類語 れき‐せき【礫石】 〘 名詞 〙 小さな石。こいし。つぶて。[初出の実例]「一家尽く乱れば安身あるなし。火崑岳に炎れば琬琰礫石と倶に焚け」(出典:佳人之奇遇(1885‐97)〈東海散士〉一六) つばい【礫石】 〘 名詞 〙 ( 「づはい」とも ) =つぶて(飛礫)〔温故知新書(1484)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
日本歴史地名大系 「礫石」の解説 礫石つぶていし 三重県:飯南郡飯高町赤池村礫石[現在地名]飯高町赤桶 赤池赤池(あかいけ)地内の櫛田(くしだ)川の中央にある高さ三メートル、横幅五メートルの巨石。礫石には天照大神にまつわる国分け伝説が伝わる。「五鈴遺響」によれば、天照大神が白馬に乗って出現し伊勢と大和の国境を問うた際、一人の翁が境瀬が国境であると答えたが、大神はこれを不審とし大石を川中に投じ流れの止まるところで国境を定めようとした。傍らの大石を礫のごとく投入れると川の水は滝のように流れたので、そこを滝野(たきの)と名付け、川の水が上流に上り水が集まってたたえるところを加波(かば)・波瀬(はぜ)・舟戸(ふなと)の里とした。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
普及版 字通 「礫石」の読み・字形・画数・意味 【礫石】れきせき つぶて石。〔韓詩外伝、三〕太山は礫石を讓らず、江は小を辭せず。其の大をす以(ゆゑん)なり。字通「礫」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報