中御門宣秀(読み)なかみかど のぶひで

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中御門宣秀」の解説

中御門宣秀 なかみかど-のぶひで

1469-1531 戦国時代公卿(くぎょう)。
文明元年8月17日生まれ。中御門宣胤(のぶたね)の子。蔵人頭(くろうどのとう),左中弁をへて明応8年参議,永正(えいしょう)15年権(ごんの)大納言。従一位。綸旨(りんじ),口宣案などをしるした「宣秀卿御教書案」がある。有職(ゆうそく)故実に精通し,連歌もよくした。享禄(きょうろく)4年7月9日死去。63歳。日記に「宣秀卿記」。

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367日誕生日大事典 「中御門宣秀」の解説

中御門宣秀 (なかみかどのぶひで)

生年月日:1469年8月17日
戦国時代の公卿。権大納言
1531年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の中御門宣秀の言及

【中御門家】より

…(1)藤原氏北家の流れ。家格は羽林家。右大臣藤原頼宗の孫にあたる権大納言宗俊(1046‐97)を祖とし,その子藤原宗忠が中御門に居を構えたのにちなんで家号とした。宗忠の日記《中右記》は,中御門右大臣記の略である。宗忠の弟宗輔,その子伊通(これみち)は太政大臣に,また宗忠の子宗能は内大臣に補任されるなど,院政期に相次いで顕要の職を占めた。その後,鎌倉・室町時代は大納言を先途とし,室町時代の権中納言宗宣のとき以来松木を号した。…

※「中御門宣秀」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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