中持村(読み)なかもちむら

日本歴史地名大系 「中持村」の解説

中持村
なかもちむら

[現在地名]東浦町中持

うら村の西、東浦と西浦とのほぼ中央の山間部に位置する。平地がほとんどなく、入組んだ谷筋の奥に造られた溜池用水にして、農地が階段状にある。正保国絵図に村名がみえ、高一七一石余。来馬組に属した。寛政二年(一七九〇)には高二六〇石余、家数三二・人数一六二、牛一二・馬九(「来馬組家数人数等相約帳」正井家文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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