デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村十蔵」の解説
中村十蔵(4代) なかむら-じゅうぞう
安永9年生まれ。若女方嵐(あらし)吉太郎,7代片岡仁左衛門,3代坂東(ばんどう)三津五郎に師事。文政2年4代十蔵を襲名。立役(たちやく)を本領とし,早替わりを得意とした。当たり役は「腰越状」の五斗兵衛。天保(てんぽう)3年2月21日死去。53歳。初名は坂田市太郎。前名は片岡松助(2代),坂東又十郎(3代)。俳名は我長。屋号は河内屋。
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...