中村十蔵(読み)なかむら じゅうぞう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村十蔵」の解説

中村十蔵(4代) なかむら-じゅうぞう

1780-1832 江戸時代後期の歌舞伎役者
安永9年生まれ。若女方嵐(あらし)吉太郎,7代片岡仁左衛門,3代坂東(ばんどう)三津五郎に師事。文政2年4代十蔵を襲名。立役(たちやく)を本領とし,早替わりを得意とした。当たり役は「腰越状」の五斗兵衛天保(てんぽう)3年2月21日死去。53歳。初名は坂田市太郎。前名は片岡松助(2代),坂東又十郎(3代)。俳名は我長。屋号河内屋

中村十蔵(2代) なかむら-じゅうぞう

1740-1788 江戸時代中期の歌舞伎役者。
元文5年生まれ。宝暦9年初代中村十蔵の養子となり2代を襲名。京都,大坂で活躍し,江戸森田座でも演じた。時代物,世話物ともによくし,武道事を得意とした。天明8年6月12日死去。49歳。京都出身。前名は小倉山千太郎。俳名は虎宥。屋号は平野屋

中村十蔵(3代) なかむら-じゅうぞう

嵐雛助(あらし-ひなすけ)(2代)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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