中村耕雲(読み)なかむら こううん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中村耕雲」の解説

中村耕雲 なかむら-こううん

1797-1865 江戸時代後期の本草家。
寛政9年生まれ。安政3年石見(いわみ)(島根県)大森代官所より薬草研究を命じられ,銀山で鉱毒ガスが発生したときにその薬物人命をすくった。のち日向(ひゅうが)(宮崎県)飫肥(おび)藩にまねかれ薬草を採取,調査した。慶応元年8月1日死去。69歳。備中(びっちゅう)(岡山県)出身通称は藤市。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む