中根淑(読み)ナカネキヨシ

デジタル大辞泉 「中根淑」の意味・読み・例文・類語

なかね‐きよし【中根淑】

[1839~1913]漢学者江戸の人。号は香亭。旧幕臣で、出版社に勤め、西洋文法を学んで日本文法を研究した。著「日本文典」など。

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精選版 日本国語大辞典 「中根淑」の意味・読み・例文・類語

なかね‐きよし【中根淑】

  1. 漢学者。旧幕臣。香亭と号した。金港堂編集長として二葉亭四迷の「浮雲」を出版。その著書「日本文典」は、西洋の文法の影響が強いが、国語研究の体系を立てようとした意図は評価される。天保一〇~大正二年(一八三九‐一九一三

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中根淑」の解説

中根淑 なかね-しゅく

中根香亭(なかね-こうてい)

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世界大百科事典(旧版)内の中根淑の言及

【送り仮名】より

…しかし実際に書く場合は,少なく送る方がスペース,手間からいって楽であるから,その間の調節がむずかしい。中根淑はその著《日本文典》(1876)の中に〈送り仮名法則〉を付した。それは後《送仮名大概》(1895)として公にされた。…

※「中根淑」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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