中沼新田(読み)なかぬましんでん

日本歴史地名大系 「中沼新田」の解説

中沼新田
なかぬましんでん

[現在地名]石下町中沼

蔵持村くらもちむら新田の西に所在。「結城郡案内記」によれば往古は中沼と称される沼で、明和三年(一七六六)の開発によってできた新田村。この開発に功労のあったのは古間木ふるまぎ村の渡辺長右衛門、古間木沼ふるまぎぬま新田の犬塚権兵衛、蔵持村の渡辺源左衛門、杉山すぎやま(のち当新田に移住)の斎藤小右衛門の四人。開発は中沼の滞水を東仁連ひがしにれ川へ落すために比高差一〇メートル以上、延長約三〇〇メートルの台地を掘切る工事から始められた。工事は困難を極めたが、監督役人は見せしめのため、怠けた人夫の首をはね、さらし首にするとともに、規則を厳しくし厳罰をもって臨んだので、さしもの難工事も竣工し沼内の水抜きに成功したと伝えられる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む