見せしめ(読み)ミセシメ

デジタル大辞泉 「見せしめ」の意味・読み・例文・類語

みせ‐しめ【見せしめ】

《「しめ」は使役助動詞「しむ」の連用形から》それにこりて、本人あるいは他の人が同じような悪いことをしないように厳しく罰して見せること。こらしめ。「見せしめのために処罰する」
[類語]お仕置き折檻懲らしめるとっちめる罰する懲らす灸を据える焼きを入れる仕置きバッシング

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「見せしめ」の意味・読み・例文・類語

みせ‐しめ【見しめ】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「しめ」は、使役の助動詞「しむ」の連用形から ) それにこりて、ふたたび同じような行動を繰り返さないように、厳しく罰してみせること。こらしめ。〔羅葡日辞書(1595)〕
    1. [初出の実例]「頸を切て軍門にさらし、近辺の見せしめに仕る」(出典:甲陽軍鑑(17C初)品八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む