中能島慶子(読み)ナカノシマ ケイコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「中能島慶子」の解説

中能島 慶子
ナカノシマ ケイコ


職業
箏曲

肩書
山田流中能島派家元(5代目)

本名
中能島 静枝

旧名・旧姓
今井

生年月日
大正1年 9月19日

出生地
東京

学歴
双葉高女〔昭和5年〕卒

経歴
父は箏曲家で東京音楽学校教授を務めた今井慶松で、幼児より教えを受ける。昭和8年中能島派4代目家元の中能島欣一と結婚、夫が59年死去し、61年中能島派5代目を継承。東京芸大講師も務めた。演奏活動のほか、作曲作品は約50曲に及び、代表作に「四季に寄せて」など。

所属団体
山田流箏曲協会(常任理事),日本三曲協会(理事)

受賞
日本芸術院賞〔昭和48年〕 勲四等宝冠章〔昭和60年〕,紺綬褒章 芸術祭奨励賞

没年月日
昭和63年 6月8日 (1988年)

家族
父=今井 慶松(箏曲家),夫=中能島 欣一(中能島派4代目家元・人間国宝),娘=中能島 弘子(中能島派6代目家元)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

関連語 旧姓 学歴 旧名

20世紀日本人名事典 「中能島慶子」の解説

中能島 慶子
ナカノシマ ケイコ

昭和期の箏曲家 山田流中能島派家元(5代目)。



生年
大正1(1912)年9月19日

没年
昭和63(1988)年6月8日

出生地
東京

本名
中能島 静枝

旧姓(旧名)
今井

学歴〔年〕
双葉高女〔昭和5年〕卒

主な受賞名〔年〕
芸術祭奨励賞,日本芸術院賞〔昭和48年〕,勲四等宝冠章〔昭和60年〕,紺綬褒章

経歴
父は箏曲家で東京音楽学校教授を務めた今井慶松で、幼児より教えを受ける。昭和8年中能島派4代目家元の中能島欣一と結婚、夫が59年死去し、61年中能島派5代目を継承。東京芸大講師も務めた。演奏活動のほか、作曲作品は約50曲に及び、代表作に「四季に寄せて」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中能島慶子」の解説

中能島慶子 なかのしま-けいこ

1912-1988 昭和時代の箏曲(そうきょく)家。
大正元年9月19日生まれ。今井慶松(けいしょう)の長女。父にまなび,昭和8年山田流中能島派4代家元中能島欣一(きんいち)と結婚。49年芸術院賞。山田流箏曲協会常任理事などをつとめ,61年5代家元となる。昭和63年6月8日死去。75歳。東京出身。双葉高女卒。本名は静枝。作品に「四季に寄せて」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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