精選版 日本国語大辞典 「中臈」の意味・読み・例文・類語
ちゅう‐ろう ‥ラフ【中臈】
〘名〙
※東大寺続要録(1281‐1300頃)諸会篇「三綱 勾当〈各法眼平袈裟〉 中臈〈鈍色五帖〉 方広衆〈附衣五帖〉」
※宇津保(970‐999頃)あて宮「内・東宮の殿上人残るもなくつどひたり。〈略〉上らうは五貫、中らうは三貫、下らうは壱貫づつ給ふ」
※紫式部日記(1010頃か)消息文「上らう中らうのほどぞ、あまり引き入りざうずめきてのみ侍るめる」
※明良帯録(1814)余篇「大奥女儀の昇進〈略〉御中臈」
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