中臣女(読み)なかとみめ

精選版 日本国語大辞典 「中臣女」の意味・読み・例文・類語

なかとみ‐め【中臣女】

  1. 〘 名詞 〙 朝廷で毎年六月・一二月の晦日(つごもり)大祓(おおはらえ)の時、竹の枝を折って、それで天皇皇后東宮身長を測り祓をする節折(よおり)という行事があり、主にこの行事に奉仕する女性中臣氏の中から選ばれたところからいう。節折の命婦。〔延喜式(927)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

戒厳令

一般的には指定地域で、国の統治権の全部または一部を軍に移行し、市民の権利や自由を保障する法律の一部効力停止を宣告する命令。戦争や紛争、災害などで国の秩序や治安が極度に悪化した非常事態に発令され、日本...

戒厳令の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android