中院通成(読み)なかのいん みちなり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「中院通成」の解説

中院通成 なかのいん-みちなり

1222-1287* 鎌倉時代公卿(くぎょう)。
貞応(じょうおう)元年生まれ。源通方(みちかた)の次男参議,大納言をへて文永6年内大臣となる。正二位。淳和・奨学両院別当もつとめた。弘安(こうあん)9年12月23日死去。65歳。名は「みちしげ」ともよむ。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「中院通成」の解説

中院通成

没年:弘安9.12.23(1287.1.8)
生年:貞応1(1222)
鎌倉中期の公卿。正二位内大臣。大納言通方と一条能保の娘との子。仁治3(1242)年従三位,文永6(1269)年内大臣となる。父が後嵯峨天皇の乳父だったため,後嵯峨の即位後,近臣として厚遇された。

(秋山喜代子)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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