丹下キヨ子(読み)タンゲ キヨコ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「丹下キヨ子」の解説

丹下 キヨ子
タンゲ キヨコ


職業
女優

本名
小山 キヨ

生年月日
大正9年 1月2日

出生地
東京都 台東区浅草

学歴
武蔵野高女中退

経歴
日劇ダンシングチームの1期生。昭和13年退団し、フリーに。軍部慰問で渡満、新京で結婚するが夫と死別戦後進駐軍回りの歌手を経て三木鶏郎の冗談音楽に加わり、NHKラジオ「日曜娯楽版」にレギュラー出演して売り出す。以来映画やラジオ・テレビ活躍。35年ブラジルに移住し結婚、土産物屋を開業。のち離婚し、41年帰国と同時にカムバック。“芸能界の大姐御”として毒舌ぶりが人気を呼んだ。テレビ朝日「独占!女の60分」などにも出演。45年の「どですかでん」(黒沢明監督)は好評だった。58年芸能界を引退

没年月日
平成10年 5月4日 (1998年)

家族
三女=高沢 セリノ(女優)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「丹下キヨ子」の解説

丹下 キヨ子
タンゲ キヨコ

昭和期の女優



生年
大正9(1920)年1月2日

没年
平成10(1998)年5月4日

出生地
東京市浅草

本名
小山 キヨ

学歴〔年〕
武蔵野高女中退

経歴
日劇ダンシングチームの1期生。昭和13年退団し、フリーに。軍部慰問で渡満、新京で結婚するが夫と死別。戦後、進駐軍回りの歌手を経て三木鶏郎の冗談音楽に加わり、NHKラジオ「日曜娯楽版」にレギュラー出演して売り出す。以来映画やラジオ・テレビで活躍。35年ブラジルに移住し結婚、土産物屋を開業。のち離婚し、41年帰国と同時にカムバック。“芸能界の大姐御”として毒舌ぶりが人気を呼んだ。テレビ朝日「独占!女の60分」などにも出演。45年の「どですかでん」(黒沢明監督)は好評だった。58年芸能界を引退。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「丹下キヨ子」の解説

丹下キヨ子 たんげ-キヨこ

1920-1998 昭和時代の女優,タレント
大正9年1月2日生まれ。昭和10年日劇ダンシングチーム1期生となる。22年からのNHKラジオ「日曜娯楽版」で人気をあつめ,映画,テレビでも活躍。35年ブラジルにわたり,41年帰国。45年黒沢明監督の「どですかでん」で好演。58年引退。平成10年5月4日死去。78歳。東京出身。武蔵野高女中退。本名は小山キヨ子。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「丹下キヨ子」の解説

丹下 キヨ子 (たんげ きよこ)

生年月日:1920年1月2日
昭和時代の女優
1998年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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