丹羽長国(読み)にわ ながくに

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「丹羽長国」の解説

丹羽長国 にわ-ながくに

1834-1904 幕末-明治時代の大名,華族
天保(てんぽう)5年4月14日生まれ。丹羽長富長男。安政5年陸奥(むつ)二本松藩(福島県)藩主丹羽家10代となる。戊辰(ぼしん)戦争では奥羽越列藩同盟参加して新政府軍とたたかったが敗れ,減封,隠居謹慎を命じられた。のち,ゆるされて子爵。明治37年1月15日死去。71歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

朝日日本歴史人物事典 「丹羽長国」の解説

丹羽長国

没年:明治37.1.15(1904)
生年:天保5.4.14(1834.5.22)
幕末の陸奥二本松藩(福島県)藩主。明治1(1868)年,戊辰戦争下では奥羽越列藩同盟に参加。敗北し降伏,隠居・謹慎に処せられた。

(井上勲)

出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報

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