丹躑躅(読み)ニツツジ

デジタル大辞泉 「丹躑躅」の意味・読み・例文・類語

に‐つつじ【丹躑躅】

赤い花の咲くツツジ。特に、ヤマツツジのこと。
竜田道岡辺の道に―のにほはむ時の」〈・九七一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「丹躑躅」の意味・読み・例文・類語

に‐つつじ【丹躑躅】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物やまつつじ(山躑躅)」の異名
    1. [初出の実例]「龍田道の 岳辺の路に 丹管士(につつジ)の にほはむ時の」(出典万葉集(8C後)六・九七一)
  3. 植物「みやましきみ(深山樒)」の異名。〔十巻本和名抄(934頃)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「丹躑躅」の解説

丹躑躅 (ニツツジ)

植物。ミカン科の常緑小低木,園芸植物,薬用植物。ミヤマシキミの別称

丹躑躅 (ニツツジ)

植物。ツツジ科の常緑低木。ヤマツツジの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android