デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「久須美三郎」の解説 久須美三郎 くすみ-さぶろう 1822-1876 幕末-明治時代の尊攘(そんじょう)運動家,事業家。文政5年生まれ。江戸の朝川善庵,大槻磐渓(ばんけい)にまなぶ。旗本稲葉氏の代官をつとめ,戊辰(ぼしん)戦争の際,新政府軍のために兵器・糧食を運送。のち参議大隈重信の援助をえて越後(えちご)地方の石油開発の端をひらいた。明治9年2月7日死去。55歳。越後(新潟県)出身。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例