朝川善庵(読み)あさかわぜんあん

精選版 日本国語大辞典 「朝川善庵」の意味・読み・例文・類語

あさかわ‐ぜんあん【朝川善庵】

  1. 近世後期の折衷学派儒者江戸の人。名は鼎、字は五鼎片山兼山の子。朝川黙翁継子山本北山に学び、京坂から長崎・肥後・薩摩に遊歴し、藤堂氏、松浦氏大村氏など九州西国の諸侯に仕える。著「楽我室遺稿」「善庵随筆」「大学原本釈義」など。天明元~嘉永二年(一七八一‐一八四九

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「朝川善庵」の解説

朝川善庵 あさかわ-ぜんあん

1781-1849 江戸時代後期の儒者。
天明元年4月18日生まれ。片山兼山の子。朝川黙翁(もくおう)の養子。山本北山にまなぶ。肥前平戸藩(長崎県)藩主松浦静山らの大名にまねかれる。文化12年清(しん)(中国)の船が下田に漂着したとき,筆談した。詩をよくし,詩文集「楽我室遺稿」などがある。嘉永(かえい)2年2月7日死去。69歳。江戸出身。名は鼎。字(あざな)は五鼎。別号に学古塾。著作に「大学原本釈義」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「朝川善庵」の解説

朝川善庵 (あさかわぜんあん)

生年月日:1781年4月8日
江戸時代後期の儒学者
1849年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

《「晋書」杜預伝から》竹が最初の一節を割るとあとは一気に割れるように、勢いが激しくてとどめがたいこと。「破竹の勢いで連戦連勝する」[類語]強い・強力・強大・無敵・最強・力強い・勝負強い・屈強・強豪・強...

破竹の勢いの用語解説を読む