デジタル大辞泉 「乗入れる」の意味・読み・例文・類語 のり‐い・れる【乗(り)入れる】 [動ラ下一][文]のりい・る[ラ下二]1 乗り物を中へ進め入れる。乗り物に乗ったまま中へはいる。「正面玄関まで車を―・れる」2 バス・鉄道などの路線を延長して、ある地域まで通じるようにする。また、他の会社・系統の路線まで延長して運行する。「空港まで直通列車が―・れる」3 馬などをよく乗りならす。調教する。「馬上の達者に―・れさせて候へば」〈浄・十二段〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「乗入れる」の意味・読み・例文・類語 のり‐い・れる【乗入】 〘 他動詞 ラ行下一段活用 〙 [ 文語形 ]のりい・る 〘 他動詞 ラ行下二段活用 〙① 馬、または車などをそのまま中へ進め入れる。乗ったまま、その乗物を中に進めやる。[初出の実例]「城乗の大事と云は、少も敵に息つかせぬ物ぞ、透間なく乗入れ我を越せ」(出典:別所長治記(1580‐92頃))② 馬などにしばしば乗って、乗物として適するようにしこむ。乗り慣らす。調教する。[初出の実例]「いづれもはやねこあしいでき候へば、馬のりいれ候と心得べし」(出典:岡本記(1544))③ バス路線、鉄道路線などを、ある地点まで延長する。また、別の鉄道、バス路線に直通運転する。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例