乗掛け(読み)ノリカケ

デジタル大辞泉 「乗掛け」の意味・読み・例文・類語

のり‐かけ【乗(り)掛け/乗(り)懸け】

近世宿駅で、道中馬の両側明荷あけにという葛籠つづらを2個わたし、さらに旅客を乗せて運ぶこと。
「通し駕籠かごか―で参らすに」〈浮・五人女・二〉
乗り掛け馬」の略。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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