日本歴史地名大系 「九十九橋」の解説
九十九橋
つくもばし
明治初年まで
「越藩拾遺録」に「又此頃マデハ北ノ庄足羽川ニ橋モナク、今ノ大橋ノ下ニ舟四艘ヅツ艤置テ、跡ヨリ来ル者ホド川下ヘ下リテ渡シケレバ、所ノ名ヲサガリト云テ文字ニモ一二三四ト書テ、サガリト唱ヘシトゾ。サレバ石場堂ノ後町ニサガリト云字残レリ」とあって柴田氏以前には橋がなかったとするが、永正一一年(一五一四)一一月五日付朝倉氏奉行人連署状(瓜生家蔵)に「就北庄橋修理之儀」とあるし、
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報