九条尚実(読み)くじょう なおざね

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「九条尚実」の解説

九条尚実 くじょう-なおざね

1717-1787 江戸時代中期の公卿(くぎょう)。
享保(きょうほう)2年6月21日生まれ。九条輔実(すけざね)の3男。母は益子内親王。京都随心院で出家して尭厳と名のり,権(ごんの)僧正に任じられる。27歳のとき還俗(げんぞく)し,早世した甥の九条稙基(たねもと)の跡をつぐ。延享(えんきょう)元年従三位。安永7年関白,氏長者,のち摂政,太政大臣,准三宮(じゅさんぐう)となった。従一位。天明7年9月22日死去。71歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android