乱痴気騒ぎ(読み)ランチキサワギ

デジタル大辞泉 「乱痴気騒ぎ」の意味・読み・例文・類語

らんちき‐さわぎ【乱痴気騒ぎ】

はめを外し、入り乱れて騒ぐこと。どんちゃん騒ぎ。「上を下への乱痴気騒ぎ
情事にからむ嫉妬しっとから起こるけんか。痴話げんか。
[類語]騒ぎ喧噪狂騒躁狂大騒ぎ馬鹿騒ぎ空騒ぎどんちゃん騒ぎお祭り騒ぎてんやわんや

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「乱痴気騒ぎ」の意味・読み・例文・類語

らんちき‐さわぎ【乱痴気騒】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ひどくやかましい騒ぎ。らんちきらん。
    1. [初出の実例]「花うりが、こわいろをつかふやら、たがかけが、つづみを打やら、らっひらんげひ、らんちきさわぎだ」(出典:洒落本・淫女皮肉論(1778)浅草のおおかみ)
  3. 男女間の嫉妬から起こる激しい喧嘩。痴話喧嘩
    1. [初出の実例]「そのろじうと、おとみがとんだいろごとだね。指きり、かみきり、血酒、日きせう、モウらんちきさはぎといふ事さ」(出典:洒落本・妓者呼子鳥(1777)二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む