騒ぎ(読み)サワギ

デジタル大辞泉 「騒ぎ」の意味・読み・例文・類語

さわぎ【騒ぎ】

上代は「さわき」》
騒ぐこと。また、騒がしいこと。やかましさ。「教室騒ぎが静まる」
人々が騒ぐような出来事。ごたごた。騒動。「騒ぎを起こす」「騒ぎになる」
(「…どころのさわぎ」の形で、あとに打消しの語を伴って用いる)そのような程度の事柄。「見物どころの騒ぎではない」
大変なこと。めんどうなこと。「こんなことが上司に知れたら騒ぎだ」
酒席などで、にぎやかにたわむれること。遊興
「何時なりとも―の節、きっと参上申すべく候」〈浄・冥途の飛脚
騒ぎ歌」の略。
[類語](1喧噪狂騒躁狂大騒ぎ馬鹿騒ぎ空騒ぎどんちゃん騒ぎ乱痴気騒ぎお祭り騒ぎてんやわんや/(2もめ事トラブルいざこざごたごた悶着摩擦どさくさ波乱小競り合い喧嘩問題

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 飛脚 冥途

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android