乳製品工業(読み)にゅうせいひんこうぎょう(その他表記)dairy industry

翻訳|dairy industry

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「乳製品工業」の意味・わかりやすい解説

乳製品工業
にゅうせいひんこうぎょう
dairy industry

主として牛乳原料とした加工品をつくる工業ヨーロッパなどでは,古くから畜産が行われていたため歴史も古いが,日本では乳牛が飼育されはじめたのが 19世紀末になってからで,牛乳の全乳処理として本格的に乳製品生産が始められたのは 20世紀に入ってからである。種類としては,市乳および類似の液状乳,バター,チーズ,アイスクリーム発酵乳練乳粉乳 (全脂肪乳,脱脂粉乳調整粉乳) などがある。また非食用乳製品として,カゼインラクトースなどもある。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

目次 飼養文化  北アメリカ  北方ユーラシア偶蹄目シカ科の哺乳類。北アメリカでは野生種はカリブーcaribouと呼ばれる。角が雄だけでなく雌にもふつうある。体長130~220cm,尾長7~20cm,...

トナカイの用語解説を読む